セ・サ・ミ 日記

−2000年8月−


2000.08.26

食品に昨日はとかげ、今日はカビ、明日はチョウチョかメガネの縁
か。保健所はその業務を全うしていただけばいいので、異物混入の
ミスがあったなら原因追及も当然。しかしマスコミの、今が旬のネ
タだから、の姿勢は腹立たしい。意味の無い全品回収を煽るヒステ
リーで日本人の品位を卑しくさせるばい菌をばらまくのはお前らだ。


2000.08.25

たこやき』で社会科学する熊谷真菜さんのおもしりがりは関西人
の乗り。たこやき後、銭湯を経て、今はふりかけ文化研究中。ふり
かけの大きな要素<ごま>で取材あり。そういえば気になる不思議。
天満宮裏に二軒たこやきがあって『勘太』は店をたたんだが、もう
一軒のおっちゃんは40年間全く同じ年格好。きっと不死身蛸人間。


2000.08.19

『顔』。『どついたるねん』の監督、阪本順治の省略の効いたストー
リイ展開は快調。大ファンだが藤山直美の顔は映画ではでかすぎる、
という不安。ところが脇の役者の顔もみなでかい。男も女も、大楠
道代もちょい役の正司照江までみんな生きてる。ラスト白塗りで顔
がわからない盆踊りの少年達から犯人の顔を指摘される筋もお見事。


2000.08.14

痙攣の磁場ともいうべき画家フランシス・ベーコンへのロングイン
タビュー『肉への慈悲』。彼の溶解してゆく肉塊の叫びの前ではム
ンクの叫びは屁だ。「恐怖を描こうとしたのではなくただ叫ぶ口の
構造を描きたかったのだという。相手の感覚に何かを伝えて退屈さ
せないことを望む。物語が入り込んだ瞬間に相手は退屈するのです」。


2000.08.04

夏バテに鰻はもう古い。IT革命世代は、夏こそごまパワー。『
いじょうぶ
』9月号、『なるほど!ザ・データ』8月号がごま特集。
ゴマリグナンがキーワード。少し前はコレステロールや老化防止だ
ったが、今やすっかり専門用語が通用するようになった。もっと知
りたい人はリンク先の<ごま健康法>へ。サントリーさん拝借御免。


2000.08.03

「かなぶんが胡瓜食む食む鎌倉かな」が正選3逆選3、注目のショッ
ク塾
。鎌倉が意見の分かれ目。K音のリズムで<はむはむ>より<
かむかむ>の方がいいのでは。作者はなんと今回初見参の妙芽さん。
「鎌倉は地名ではなく雪のかまくら状態のこと」の作者の弁に、そ
りゃ漢字が違う!伏兎「山の夜カレーの匂いだけ動く」がこれ一番。


2000.08.02

短歌研究評論賞を所属結社を同じくする玲瓏の若手メンバー、小林
幹也君が受賞。発表は10月号。テーマは「塚本邦雄と三島事件」
多いに興味がそそられる。30年前に雑誌『血と薔薇』で塚本邦雄
の悦楽園園丁辞典に出会った頃が甦る。三島自決後の世代が三島を
どのように見ているのかも興味あり。


2000.08.01

ごまやんのすりばち大賞>応募締切。おかげさまで53件。すり
ばちの構造そのものを,薬研方式やいりたてすりたて方式などのアイ
デア勝負で挑戦してきたものにはヤッホー。また陶芸としてすりば
ちの用の美を追究した作品には現在作家もののすてきなすりばちが
ないだけにこちらもすぐ欲しくなる。プロもすりばちに目を向けよ。


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