セ・サ・ミ 日記

−2001年05月−


2001.05.31

疣をとるには胡麻の花をすりつけたらよい。貴重なごま情報が栃木
県人から。無花果、榊など諸説あるがそれぞれ風土に根ざす言説は
面白い。しかしこれは全く嘘。疣はウィルス感染症で体内に抗体が
できなければ絶対治らないと友人の説。彼は腎移植者。免疫抑制剤
服用のため疣がとれないと嘆いておりますが体調のいい証拠だとか。


2001.05.30

ハウス食品のポテトスナック「オーザック」が未承認遺伝子組換え
のポテト原料使用で回収騒ぎ。遺伝子組換え食品がまるで環境ホル
モン以上の悪玉に。家畜、作物のほとんどはここ数十年の新品種で
ある。初めて安全性確認をきちんとした遺伝子組換えが逆に危険な
ものとの認識を植付けてしまったマスコミと政府は修正に動くべき。


2001.05.29

「がんばれワカゾー」のCMが実にいい。シリーズの職員室編が特
に気に入っている。女先生の手からパクっとくわえて獲ったあとの
口から天にむかってのカロリーメイトのそり具合がニクイ。最近の
少年犯罪の陰湿さをみるにつけ、このワカゾー達を画面に登場させ
た手柄は永谷園のお茶漬青年のさわやかさより社会的インパクト大。


2001.05.28

エゴマはありませんか?よく聞かれるがエゴマはゴマではない。焼
肉にでてくるゴマの葉はゴマの葉ではなく、正体はこのエゴマの葉。
荏胡麻と書くが品種自体が全く違い、エゴマはシソ科。ゴマの葉も
シソの葉に似てるでしょ。そのエゴマが健康食として復活。アルツ
ハイマー病効果のαーリノレン酸があるため。当分問合わせが続く。


2001.05.27

阪神「鯉江良二展」粗製濫造の感あり。辻村史朗にも感じたが売れ
っ子になってくると、陶芸以外の書、絵も周りが持ち上げすぎ。そ
のあと近鉄「北野勝彦展」。北野さんには「ごまやんのすりばち大
」の審査もお願いしているが、その第1回の優秀賞作品をHPで
みて購入希望のメールがはいりました。皆様今回の応募もよろしく。


2001.05.26

  梅田の雑踏に真っ赤な観覧車。ヘップファイブの観覧車に乗る。高
所恐怖症と閉所恐怖症よりも告白教唆をせまられてるようで落ち着
かない。「第三の男」をひきあいにださずとも、人はみな周りの景
色より、心理の駆引きのために観覧車にひかれるのだ。観覧車の中
で生活している男の話があったが、自分に告白していたんだろうか。


2001.05.22

「詩のボクシング全国大会」が5/26に。一般参加地方大会勝抜
戦スタイルは今回が初めて。大阪代表はPQ句会主催者の魚村晋太
トイレ連れ込み朗読の上田假奈代。朗読嫌いが多いのは食わず
嫌いと一緒でホントにうまいものと出会ってないから。この二人は
本物。創作、批評ともに世紀の逸材魚村晋太郎の全国区デビュー戦。


2001.05.13

擂り鉢コレクションに若々しい魅力の一点が加わった。京都『前田
青邨展』のあと時間つぶしにはいった陶芸ギャラリーで奇妙な質感
に惹かれた。荒々しさと痛々しさがないまぜになったようなこの味
わいは以前信楽で手に入れた壺に似ていると思ったら案の定その山
田浩之だった。まだ31歳の若手らしい。これからの挑戦が楽しみ。


2001.05.10

「風薫るシスターも足あらわにし」を花村萬月風と評したら作者弥
華藍筆頭にブーイング青嵐ではじまった食句塾。復帰した菜摘「梅
雨晴れ間風生れて糸染まりゆく」。美昌「子供の日不思議の国から
糸電話」。睡月「父ちぢみ母糸なめて裾上げる」。いろんな読みを
誘ってこれ一番は「日本語のほどけ具合や心天」伏兎。心太の季節。


2001.05.07

大阪人と京都人は全く異人種である。その京都人の特質をみごとに
活写、分析した生粋の京都人の書いた本『京都人だけが知っている』
は超オススメ。著者は入江敦彦。性格イケズで気にしぃ、と自己紹
介。単にHanako的ガイドとしても期待を裏切らないサービス。
第一章「よそさん」だけでもこんなケッサクな京都人ガイドはない。


2001.05.06

産経新聞5/6版「公募DEバッチリ」欄に第2回「ごまやんのす
りばち大賞」の募集案内。第1回は『公募ガイド』だけに掲載。あ
まり期待してなっかたが、あのガイド本は目的がはっきりしている
ので結構効果あり。陶芸教室の先生、大学の美術助手などセミプロ
クラスの若手の方も応募していただきレベルがあがって喜んでいる。


2001.05.05

そば求道派はかなり制覇したので蕎麦屋悦楽派もチェック。一気に
大御所連覇。「神田まつや」ごまそばの胡麻ダレ絶品。「神田藪蕎
麦」おかみの注文を通す声、店全体の風とおし良し。そばのクロレ
ラの緑、甘すぎるたれは疑問。「並木藪蕎麦」普通。三店ともに老
舗江戸っ子の粋はわかるけど、ちょっと持ち上げすぎやおまへんか。


2001.05.03

隠れナラズケストであることを知って、友人が生姜の奈良漬を教え
てくれた。なにをかくそう生姜フェチでもある。大阪人は紅生姜の
天麩羅無しで生きていけない。早速情報をもとに奈良に走る。小規
模の造り酒屋で生酒とともに購入。基本的に粕で漬ける原料は味の
淡泊な瓜が最適だが、生姜はそのクセのぶつかりがまた味わい深い。


2001.05.02

なんでもない近所のマンションの一室がバリ島の家具をコーディネ
イトする会社であることを偶然に発見。素朴でありながらの洗練を
問えば、やはりミラノやパリのデザイナーが統括してバリの工場生
産というシステム。南太平洋原始呪術的パワーが爛熟の堕落と拮抗
する有り様はエキサイティングだが単なる装飾に修まるのは悲しい。


2001.05.01

国内で金ごまの契約栽培を始める段取り。去年、生産農家の方にお
願いしてテスト栽培。今年から植え付け面積をふやして本格的に着
手というところまでこぎつけた。奈良と三重の2カ所。ふたりとも
日本の農業の展望を独自の視点から切り開いている好漢。わだまん
も金ごまを扱う以上、農業の原点から目線をはずすことは出来ない。


ご意見、ご感想など info@wadaman.com 大象までお送りいただけるとうれしいです。