セ・サ・ミ 日記  
1998.9.23 おいしいごま豆腐を食べてきました。京都天龍寺の精進料理は方丈の間で廻遊式庭園をみながらいただけます。湯葉も生麩も加茂茄子もあっさりしっかりの味かげん、なかでもごま豆腐はおすすめ。われら同好の士が集まって時折ひらく句会。今回は秋の禅寺を借りてのみやびな趣向でもりあがる。中年や水の匂いの花野道。
1998.9.22 クリントン大統領の証言ビデオ公開。延々4時間、性的な質問をされていらだちや怒りが表われて当然。むしろ好意さえ感じた。ふにおちないのは、アメリカはフェアーかどうかが判断の基準ときくが、性的行為のここまでは接触にあたらないとかの釈明はフェアーと思えない。大麻も肺まで吸ってないからいいんだって。
1998.9.20 <カリスマ>読了。ダイエーの中内功に迫る佐野真一のノンフィクション。良くも悪くも、けたはずれのあくの強い経営者であることは読まずとも想像できる事だが、彼が毛沢東主義者であったというのは始めて知った。この本によってダイエー側が佐野氏を告訴している事からしても、内容は迫力あるおすすめ本である。
1998.9.19 そば打ちを趣味ではじめて2年。大阪生まれだが、うどんよりそばが好き。食べ歩くだけでは面白くないので、そば打ちの練習をはじめたが全くうまくならない。何事も練習、練習。大阪のおすすめは枚方<天笑>北新地<紀行>誰もしらないのが十三<かもめ>。そば通が見過ごしてしまう普通のめしやなのがまたにくい。
1998.9.12 貴の花と若の花の兄弟横綱の仲たがいが話題。よく中学生時代の二人のかわいい相撲修行を見ていただけに、カインとアベルの物語がチラツク。せっかくの花形役者なのに相撲人気が盛り上がっていかないのが口惜しい。現役では琴錦が大好き。現役時代の琴風は好きじゃなかったけど、講演のしゃべり抜群。いい人です。
1998.9.11 <いちびり>て大阪弁すきやからよおつこてたけど、その語源はじめて知りましたわ。ーせり市で手を振って値の決定をとりしきる<市振り>からきており、転じて物事のリーダーシップをとることをいうーねんて。いまは、まあ標準語でゆうたら、ふざける、てニュアンスやけど。ほたえる、おちょくる、ええ大阪弁や。
1998.9.7 黒沢明監督死去。その名を世界にしらしめたのは<羅生門>のベネチア映画祭グランプリ。おりしも今、今年の映画祭が開催中で、かのスピルバーグ監督が<黒沢は、映像のシェークスピアだ>と答えていたのが印象的。映画ジャンルにプライドを持たせた功績は偉大。コマーシャル監督リッチなのに映画監督って貧乏でかわいそう。
1998.9.6 赤瀬川原平さんのエッセイ。<健康のことばかり気にかけていると、だんだん不健康になっていく。健康のことなんて、本当はある程度ぽーんと放っておいて、酒でも飲んだほうがいい。だけどいい気になってると、やっぱり体のどこかをやられて不健康になる。それで年1回、バリ島日帰り旅行気分で人間ドックにいく。>
1998.9.5 ESSE(エッセ)10月号、これは効く!ウワサの食材10の巻頭企画。ゴマ、オリーブ油、大豆、イワシ、豚肉、ニンジン、ブルーベリー、酢、アロエ、赤ワイン。健康はキッチンから、ということで料理レシピもたっぷり。ごま料理もパイナップルの牛肉巻き、バナナケーキなど8品。二日酔い防止にごまあえをおつまみに。
1998.9.4 和歌山のカレー事件にはじまった毒薬騒ぎに日本列島麻痺状態。発端の和歌山は祭りの地域社会問題から保険金疑惑へと話題満載、国民総探偵現象も良しとして、それに派生したいたずら犯罪は何とも腹立たしい。罪の意識もなく、自分のまわりの混乱を陰険に愉しむ態度は卑怯。喜びも怒りも素直に現すことのできる意識を。
1998.9.3 ああ、すずしい。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる、とは正に実感。9月秋めいて、とどいたのは北朝鮮のミサイル。日本上空の涼風をぬってほんと風の音にも驚くよねえ。テポドン、だかポコドンだか子供むけ怪獣アニメみたいな名前の兵器も変だけど、拉致疑惑も飢餓情報もなにもかも奇妙。
1998.8.29 世界同時株安。金融恐慌か。アル中エリツィンにエロ事師クリントン、これでいいのかしら。そんなんやったら生真面目小渕がまだましやんか、と人気見直しあるかといえばそうはいかなご。凡人もんもんとして長銀問題でお悩み中。カリスマ対望論が起こるのは不安の時代。世紀末はオウムと阪神大震災で終りはしない。
1998.8.27 <食とハーブの図書室>主催第1回たべもの句会。兼題はかならずたべもの。今回は<すいか>。席題は当日あみだくじで<氷菓子>に決定。誰かすかさず<高利貸>の方がよかったのに。集まった40句に点数をいれてのかんかんがくがく。これが1番楽しい時間。今回の最優秀句、クレパスのすいかではじまる絵日記帳。
1998.8.21 黒五。この居残り残暑でバテバテの紳士淑女に大好評。うわさの元気の素、バイアグラはちょっと問題ありだけど、こちらは中国4000年、天の恵みの自然食。雪印さんが黒五入りチーズ、扇雀飴さんも黒五飴新発売。そう、わだまんさんも黒五飴、1週間後に新発売。医食同源、快食快眠快便。
1998.8.20 中国、長江の大洪水。エルニーニョ、はたまた地球温暖化現象とか、限りなき透明に近い水の惑星、地球はみえざる神の手で翻弄されているよう。中国はごまの大生産地。この洪水で畑は壊滅、秋の収穫は例年の40%以下と予測。日本の食卓のごまの価格にも大きく影響。ニュースは身近。
1998.8.19 先週土曜日のテレビで<ごまで白髪がなおる>の特集。実験で3週間で黒い毛がはえてきていましたね。ちょっとびっくり。そこまで即効性があるとは、私ごまやさんでもいえません。はげに毛がはえるのと、白髪が黒くなるのと、どちらの喜びが大きいのでしょう?ま、いいか。