セ・サ・ミ 日記

1998.11.29

デュクルボーカイユの垂直ワインテイスティングがエノテカで。ラトール、オーブリオンについで3回目の経験。60年代から90年代まで同一のシャトーの飲み比べをできる機会などそうめったにあるものではない。85年ものを6本コレクションしており評価していたが、61、82、89年の方がおいしい。残念。

1998.11.28

そば打ちたべてだべる会第1回。以前の有喜屋の手打ちそば大阪教室の発展した会。大阪でそば打ちの会はまずありません。さがしている方、是非仲間にはいってください。メンバーにそば専門の谷口製粉の専務もおられるので、極上のそば粉が手にはいるのもうれしい。食べ歩きするより、おいしいそばが打てますよ。

1998.11.25

オペラ<アイーダ>。関西歌劇団が指揮、演出、美術のスタッフをイタリアから招いての公演。古代エジプトを舞台とするヴェルディの作品にもとより興味があったし、友人が合唱で出演。ピラミッドを連想させつつ動きある美術装置が感覚を刺激。テノールと合唱、シテと地謡の構成などオペラは能楽に近いと再認識。

1998.11.23

稽古始めて1年半。能楽金春流の仕舞発表会。舞うは<天鼓>。技量は問うなかれ。とにもかくにも秋天の奈良、東大寺に隣りあう能舞台に立つというのが気持ちいい。世阿弥から600年。能は特異になってしまったか?機会あれば薪能もよし。笛と鼓の音を聴くだけでどこかとおいところから血が騒いできませんか?

1998.11.15

茶会なども時折たのしい時間。その武者小路千家の宗匠、佐伯江南斎の大茶会が大阪北浜の花外楼で。一門というより、門前の弟子として濃茶お運びの手伝い。茶碗は益田鈍翁コレクションであった桃山時代の唐津の奥高麗。三井財閥の実業家であり大茶人であった鈍翁の展覧会が同時に2か所で開かれてます。眼力は金。

1998.11.14

所属の短歌結社<玲瓏>の全国大会。塚本邦雄全集が発刊、短歌に革命をなした師の全資料を網羅した貴重な企画。第1回の配本、全集ならではの本の重さがすごい。ゲストは、福島泰樹氏。60年代、政治の時代の短歌を情熱的に語り、演奏なしの絶叫サービスも。前夜の宴ではパンチのサービスもあったとか。熱い。

1998.11.13

淀川長治氏死去。文化評論家とはごきぶりの代名詞のようなものだが、映画評論のトップであり続け、ジャンルを確立した功績は大きい。権威ばらずに、また媚びずに、さよならと言いつつ若手論客以上に問題意識をつっこんで、かつ好き放題に楽しんでいた姿勢、ご立派。昨日台湾映画<河>観ました。アジアがすごい。

1998.11.11

大手スーパーがいっせいに消費税分5%還元セールをはじめた。値下げサービスのコピーとしてはタイミング良し、だが消費税の問題は間接税の主役としてそう 簡単に下げたりできることではない。65才以上の老人に商品券を支給するというのも全くわからん。竹下内閣時のふるさと1億円ばらまきも一体何だったんだ。

1998.11.6

第4回<ごま食文化研究会>が大阪で開催。会場、南海サウスタワーホテルは満員の熱気。ごまブーム、ごまパワーを再認識。名古屋大学、大沢教授のゴマリグナンの研究が一般主婦の関心をひき、2部のごま料理の立食パーティもレベルの高い料理レシピが披露されました。大村屋、カタギ食品のスタッフの力で大成功。

1998.11.5

第3回食の俳句塾。今回から俳号をつけ大いに盛り上がる。弥華藍、磯菜、歩知など皆さん俳句よりはるかに上出来。兼題、鍋。席題、風、風呂の計3題。<空風呂の栓より聞こゆ海の音>大象が7点の過去最高得点。今回のこれ1番は<峡の湯に茸鍋と月の贅>翠胡。くさびらなべ、と読みます。きれいです。贅沢です。

1998.11.3

友人集まってのワイン会 in トアデザイン。今回は葡萄品種を飲みわけようと、シラー、ピノノワール、メルロー、カベルネソーヴィニョン、テンプラニーリョ、の品種別。この飲み比べは違いがわかりやすい。<'85 CH.DUCRU-BEAUCAILLOU>がメインの仕上げ。エノテカで11月末、このシャトーの垂直テイスティングあり。

1998.11.1

待ちに待った新そばのシーズンだ。週末を、去年は黒姫の<ふじおか>。今年は松本の<野麦>。東京から戻ったばかりの36才の青年の打つそばは、繊細でかつ気合のこもった蕎麦である。もう1件松本なら<浅田>。ちなみに松本の醤油メーカー<大久保>は蕎麦屋での全国シェアー6位。大手しりぞけプロご推薦。

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