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過去の日記
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(2002/05)


2002/05/31(Fri)
しばらく、行方不明になります。
6/10頃、再開予定。


2002/05/30(Thr)
日刊ゲンダイに『女医さんのシネマクリニック』というおもろい連
載がある。肺癌に「追いつめられて」。風邪に「白いドレスの女」。
今日の夕刊では、肥満に「セブン」がおすすめとか。ほんまかいな。
いかにも大阪的な企画だが妙に急所をついている。里見英子先生は
れっきとした病院副院長。別の筆名で七つの顔を使い分け神出鬼没。




2002/05/26(Sun)
ヘルムート・ニュートン写真展。<挑発>がキーワード。ポスター
の1枚。レストランで半ヌードの女性がワイングラスをわしづかみ
する指先はなるほど挑発的だが、全体を通してやはり『ヴォーグ』
などファッション雑誌の限界がある。ナチス賛美ドキュメントの女
性監督レニ・リーフェンシュタールのポートレイトだけはエグイぞ。


2002/05/23(Thr)
地元で飲み食いするのは苦手。定住派ほどそんなものだ。ガキの頃
からたこ焼きとコロッケでなじんだ天神橋商店街もいつのまにかエ
スニックの穴場に。1丁目タイ料理『メサイ』のかに玉は官能的絶
品。3丁目ベトナム料理『光華』のゴイクンも皮の食感はエロスの
領域。以前よりニュクマムのクセが無いようだが、もっとパンチを。


2002/05/21(Tue)
信楽で伐ってきた「うつぎ」を指して、これは「箱根うつぎ」とい
って種類が違うと教えられた。花も紅白あるのではなく、白がピン
クに変わるのだという。それにしては色具合が納得いかず辞典を調
べたら「谷うつぎ」のようだ。ついでに「うつぎ」が「卯の花」だ
と初めて知った。五月の長雨「卯の花腐し」を実感する今日この頃。


2002/05/19(Sun)
窯出しで再び信楽へ。心配していた温度は先生の死にものぐるいの
甲斐あって1280度到達。窯変のバリエーション。信楽の醍醐味
は火色とビードロか。意図的に灰をかけたものはどうしても鼻につ
いてくる。工房の周りはうつぎ。紅白の花が咲きみだれている。バ
ッサバッサと切って大壺に。二人静の瀟洒な洗練は緋色の花入れに。


2002/05/12(Sun)
信楽の穴窯。4日間燃やし続ける。3日目の徹夜作業の助っ人に馳
せ参じ。最終目標は1280度。すでに1120度まであがってい
たが薪を放り込んで10度上げるのがいかに難しいことか。同じ赤
松でも薪によって大地の養分の吸収がちがうから、灰の奥行きが違
ってくるという。土が樹に浸み炎になぶられ貌をもって現れるのだ。


2002/05/11(Sat)
『岡井隆の朗読する歌人たち』で歌友、魚村晋太郎の朗読を聞く。
数学者ガロアの手紙とそれに関してパリの友人との電子メールのや
りとりという重構造の短歌20首。石井辰彦の「先生の先生」朗読
も魅力一杯。シェーンベルグのピアノ演奏で河野美砂子が「前衛音
楽といっても斉藤茂吉の時代ですが」と紹介したのがおかしかった。


2002/05/06(Mon)
加賀地方で茎を焙じた茶を棒茶というが、なかでも『丸八製茶』の
浅く焙じた茶はおいしい。柔らかで典雅な香りが脳をたおやかに通
過する瞬間はあまい霧の中に誘い込まれるよう。焙じ茶は香ばしさ
がポイントだが、この茶にかんしては香ばしいという表現は下品に
きこえてくる。茶葉をそのまま口にふくむ。旅すると発見が嬉しい。


2002/05/05(Sun)
以前情報コーナーに「金ごまうどん」販売でアクセスいただいた『
うるし蔵』から藪内佐斗司の奈良東大寺での彫刻作品展の案内が届
く。どういう経緯で?と問い合わせたらなんと、うどん蔵の社長は
彼のコレクターで美術館まであるという。すぐ加賀温泉まで飛んで
いく。童子たちが元気。大きな象に乗った<花祭り童子>と初対面。


2002/05/04(Sat)
『三元弾』新発売宣伝で<新お疲れ人種発見>を展開中。どういう
システムだかよくわからないが、無料で携帯電話の広告に乗せてく
れる話が2件も来て開始されている。おかげでどっと応募が殺到。
うれしいのだが、お疲れ人種情報は聞く方も疲れてくる。医者や飲
み屋は人のグチをきくのが仕事だから疲れるだろうな。病める時代。


2002/05/03(Fri)
塚本治彦陶芸展。元来織部の持つ破壊力を現代に蘇生させた魅力
があり一度見ると印象が焼き付いてしまう作家。どうしても気に
なるので近くで個展があると足を運んでしまう。荒々しい暴力性
が花入れ、壺、徳利、そのどれにも生々しい傷跡を残しつつ美し
い。陶器は使ってこそのもの。この魁偉な皿には何を盛るべきや。


2002/05/02(Thr)
食句塾。厳しい批評、罵声と笑いの連続で笑句塾と変名したい良い
ムード。句会の楽しさ。「若葉雨旧姓の印判買いに行く」磯菜。「
革命歌など唄いつつ穴子焼く」一計。「勧誘をさらりかわして穴子
飯」弥華藍。平和一転の恐怖、中国人犯罪テーマの伏兎「ジャスミ
ンやドアホーンから上海語」が注目。国際結婚幸福の読みでは甘い。




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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]