(2002/07)
2002/07/31(Wed)
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殆ど休日がなかったので、カンディンスキーもシャガールも行けず。 ぶらぶら散歩距離内の堂島ギャラリーから八番街画廊をふらりと覗 く。南蛮屏風にポエジーの月光がさしかかる作風の版画を発見。先 に商談で訪問した会社の廊下で見かけ、ひどく印象に残った作品な ので驚いた。作家は坪内好子。『王国への鍵』シリーズは愉しみだ。
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2002/07/29(Mon)
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アフガン帰還特殊部隊員。七月の1ヶ月間で四人の兵士がそれぞれ の妻を殺害。極限状況のストレスが帰国後に爆発した『アフガン症 候群』と指摘している。新聞はそれだけしか報じていないが精神心 理だけか?前線基地では薬物で勇気を鼓舞することから殺戮への高 揚感を。身近にも躁鬱対策の薬の劇的効果にこわくなることが多い。
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2002/07/28(Sun)
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わだまんの金ごま飴を作ってもらってる老舗の豊下製菓が浪速伝統 野菜を飴に仕立て上げた。これがホントに胡瓜や蕪の味が新鮮で、 食べるアート。浪速の野菜では泉州の水茄子が一躍全国区。最近は やたらどこの店でもメニューにあるが、大阪を誇れる漬物に出会う のは希。丁度今が旬。自宅で麹かぬかで軽く漬け、水茶漬けが最高。
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2002/07/27(Sat)
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20年以上前、金ゴマはイラン産に供給をたよっている時期があっ た。政治的理由で中止されたのかと思っていたが現在もピスタチオ は大量に輸入されている。毒性の黴アブラトキシンが発生しやすく、 今度中国産ほうれんそう同様、危険度高しで輸入禁止になりそう。 ニューオータニのピスタチオ・マカロンは青くさい恋の味がのこる。
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2002/07/26(Fri)
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『西宮冷蔵』に営業停止処分。勇気ある告発に対する報復だ、と撤 回を求める水谷社長の姿はいろんな意味で身につまされる。雪印食 品はあっけなく消滅、これ以来産地偽装、無認可添加物、残留農薬、 と次々に食品業界の根本姿勢を問い直す問題が噴出。報道取材と正 義感の関係はともかく、経営者の決断の正誤は己自身が知っている。
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2002/07/25(Thr)
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そうめん嫌い。親父の代は素麺も扱っていた。一年越しの練(ひね) が上物で土蔵にねかしておくのだが、決まって虫がわいた。当然家 族用に回るわけで、夏になれば毎日虫が食ったあとの折れ素麺。冷 麦に憧れるガキだった。その頃から三輪素麺の中身は長崎の島原素 麺というのが常識だったが今になって産地不当表示で行政指導とは。
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2002/07/21(Sun)
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『食の周辺』読売新聞の連載企画で<金ゴマ>にスポットが。わだ まんでは国内産の金ゴマ栽培に今年から新たに大山田村の農協にも お願いした。その種播き作業の写真も掲載されたおかげで、全国の 農家や園芸趣味の方から「わたしも種がほしい」の問い合わせ。こ んな形で金ゴマの品種が少しでも認知されていけばうれしいことだ。
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2002/07/19(Fri)
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さわり放題の『人体の不思議展』又やってる。時代遅れのやまんば メイクのヤングママが抱きかかえてる乳飲み子に子宮内胎児の標本 をホレホレとさわらせているのはシュール。某醤油会社の博物館は 現代美術家の巧妙なフェイク仕掛。この主催者は大新聞社だが世界 を巻き込んだフェイクやったら上出来。大阪的ノリ。2回いくアホ。
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2002/07/18(Thr)
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時々床の間の気分転換に草間弥生の巨大なカボチャを掛ける。原色 と水玉のモチーフではこれが一番。黄のインパクト。草間弥生の個 展が大阪の3カ所で同時開催中。時間が無いので家具部門だけ覗く。 60年代のコラボレーションのフィルムが流れる。寝そべってる猫 に草の葉をはりつけていく。こりゃにゃんだ?の猫の反応は昔の事?
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2002/07/16(Tue)
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「イボを除るのはゴマの花の絞り汁がいいとききました」。質問箱 にゴマの花がほしい、というメールが2通目。栃木と名古屋だから 全国的にこのおばあちゃの知恵はあるらしい。今年も3カ所で栽培 をしているが、花がやっと咲き始めた。早速送ります。結果が楽し み。ボクは『イボコロリ』で疣をとりました。今でもあるのかなあ。
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2002/07/12(Fri)
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この1ヶ月、食品メーカーは添加物問題で振り回された。サッカー のニュースの下半分は連日お詫びと自主回収。もし日本が予選落ち していたら全ての報道はこの問題に転移集中。スーパーの棚は空っ ぽ。どれだけのメーカーが倒産していたか。やはり中田は救世主。 もとから国際基準とズレのある食品衛生法。急遽厚労省が認可指定。
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2002/07/11(Thr)
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中国製ダイエット食品で死亡のニュース。服用して肝機能障害をお こしたもの。「中国製やからなんか効きそう」信仰は強い。ともか くダイエットさえ声高に叫べばモノは売れる。そもそもギスギス痩 せが良いという価値観はどこから?ボテロの画くふくよかな女性達 をこよなく愛する者として、デブ専が大手をふって歩ける世の中に。
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2002/07/04(Thr)
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食句塾。翠胡「ピーマンや耳のかたちの似た親子」。親子が似てい て当たり前。離婚寸前の夫婦がお互い突然気づいたとか、隣のおっ さん同士が相似形であったとか。「誠実な言葉聞けぬままピーマン 切る」磯菜。些細ないらだちがキッチンに充満して。伏兎「蔓のば し月の水吸うまくわうり」。夜空を月の水が雫して実が光を貯める。
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