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(2002/09)


2002/09/28(Sat)
桃雪亭歌仙『皮一枚の巻』名残の表裏。今回は「モテラート」にワ
イン6本持ち込んで。メインをバローロの64年にしたはずが3本
目に早くもあけてきた。腰くだけの可能性ありとのシェフの判断。
開けるとなんと外傷ストレスで紹興酒化。なるほど生残る骨董の価
値を実感。メンバー豚々氏、このワイン会をきっかけに11月結婚。


2002/09/27(Fri)
●鳥取産ナシ無登録農薬「ダイホルタン」使用。90トン自主回収
●和歌山加工ウメに「ダイホルタン」。平成元年から農薬登録抹消。
●西友輸入肉を国産と偽装。2店舗で1年間続けて2.7トン販売。
●ミスタードーナツ餃子に小石混入。中国アモイの委託工場で製造。
△農薬「クロルピリホス」基準値:値菠薐草0.01ppm大根3小松菜2。
☆サンショウ出回り時期迎える。殆どが国産。和歌山、岐阜、鳥取。


2002/09/26(Thr)
紅茶、ウーロン茶、緑茶のちがいは発酵、不発酵だという解説本あ
り。いやお茶はみんな基本は同じで発酵度数は関係ないという人あ
り。さっぱりわからぬままに『清水一芳園』の台湾茶の話を聞いて
すっきり。3種を味見。「香檳烏龍茶」は虫食いがいい味を醸し出
す秘密。時間層の奥行きに想いを致す味わいはワインと全く同じだ。


2002/09/23(Mon)
わだまん第2回ゴマ収穫祭inつげ村。昨年のメンバーに加えて新
規に三つのファミリーが参加。ゴマについている巨大な青虫に驚い
たり蟷螂とジャンケンしたり。今年は栄養がよかったせいかゴマの
幹が太々。鎌で刈るのも大変。女性陣はゴマの実のびっしりついた
茎を持帰ってインテリアに。バーベキューと温泉付きでゴマンゾク。


2002/09/22(Sun)
関西進出のフレンチ鬼才M。<レストラン&バー>コーナーはファ
ミレスなみのインテリア。おもちゃの食器。制服はなんとポシェッ
ト下げて。そこまでは趣味の相違。でもワインリストの貧困さやフ
ォアグラの筋も取り除いていない調理は本筋の問題。大阪<三国>
の隣は名高き十三。派手とアクの強さだけで勝負しても負けまっせ。


2002/09/21(Sat)
「世界で一番おいしいゴマはトルコの金ゴマ」と強調しているおか
げでトルコ情報がよく舞い込む。雪印『トルコ風アイス』(1個1
00円)を友人がくれた。『ドンドルマ』といって餅のようにのび
る食感が特徴。イスタンブールの屋台で食べた感動の味にはほど遠
いが製品企画に感動。イタリアンジェラートよりトルコドンドルマ。


2002/09/20(Fri)
すり鉢を得意とする作家が備前にいると知人からの情報。『原田拾
六』のすり鉢は豪快。織部の塚本治彦の奔放をさらに時間の風雨に
さらしたよう。土地だ。作家とは一人でなるものではない。風土の
遺産を体内に取り込んだものが創造者の資格を授かるのだ。すり鉢
が鎌倉時代後期から近代まで備前で作られていた事を改めておもう。


2002/09/19(Thr)
自然食品の栄養研究ではキレモノの誉れ高きU女史と東京で初顔合
わせ。胡麻は研究対象外ですといいながら、極私的に胡麻製品の蒐
集マニアでごまやん探偵団も真っ青の資料開陳。すっかり意気投合
で話題は<東京の女はなぜボケが理解できない>に。2時間後には
大阪的ボケに見事に間をおいてコケル技を体得。次回はツッコミに。


2002/09/18(Wed)
あらかじめ情報も無く映画『ピンポン』を観た。原作は漫画である
と露骨にみせる手口。その骨格をまるで落鮎の腹をしごいて頭から
抜取ってきたよう。昔、日活で『嗚呼!花の応援団』の宣伝担当を
した時から漫画の映画化は矮小につきるという考えだ。音楽のよう
な絵。映画のシーンのような短歌。詩のような建築。皆つまらない。


2002/09/17(Tue)
そろそろゲージツの秋。ぞろぞろ知人友人の個展が始まる。まずは
陶芸の入門指導していただいた北野勝彦先生。昨年は阿倍野近鉄で
今年は三越。震災以来三越はどこに消えたかとおもうほど小さくな
って、更に三越にはいってからも画廊の案内は無く這えずるごとく
会場に。面取りの北野から白備前の北野に華麗に変身。窯変が巧み。



2002/09/16(Mon)
わだまんの金ごま栽培をスタートしてくれた大山田村が伊賀米の新
米キャンペーンを。連休中でもあり『さるびの温泉』は地元の人と
観光客で超満員。伊賀焼の土鍋も即売。<究極の美食は米>いかに
もクサいコメントになるが実際土鍋で炊きたての新米にはまるとや
みつき。炊飯器より簡単。『どうあろとまづ新米にうまし国』太祇。


2002/09/15(Sun)
☆ぼてじゅう、千房などでお好み焼きたこ焼き協同組合。博物館を。
★味の素の人工甘味料『パルスイート』製法特許に社員が対価要求。


2002/09/14(Sat)
胡麻屋の大象に断りも無しに『ごまぞう』という名前のゴマができ
たらしい。農業情報通の蕎麦屋『野麦』のご主人がわざわざ教えて
くれた。すると今日わだまんの情報BOXにも連絡くれた方があっ
た。リグナン類のセサミンとセサモリンが2倍もある品種が育成さ
れたのでゴマとしてははじめてのネーミング。ぬいぐるみのようだ。


2002/09/12(Thr)
●2001/9 BSE感染牛確認●2002/1 雪印牛肉偽装●5 ミスター
ドーナツ肉まんに無認可添加物●6 協和香料無認可香料使用、回収
騒動●7 中国産ホウレンソウに農薬●7 中国製健康食品で死者●8
 日本ハム牛肉偽装●8 マダムリー賞味期限改竄 ここ1年の事件
だけでも。雪印食中毒、O157はいつのことだったか、明日は何?


2002/09/11(Wed)
「黒ずんでゆく巴旦杏 異族には異族としての午餐がありて」「柚
釜へと盛る菊膾 こんなにもステレオタイプの国家に生きて」。2
0から26歳にかけての生沼義朗の第一歌集『水は襤褸に』。青春
期の自意識と肉体のバランスがいずれにも過剰にならずこれから先
スケール大きな変化を予感。殆ど3首でやめる歌集のなかで全読了。


2002/09/07(Sat)
空海の筆といっても「風信帖」の紹介がほとんど。見る人が見れば
名筆なんだろうがもひとつピンとこない。テレビで「飛白体」の文
字を初めて見た。塚本邦雄が着目しており短歌にもひっぱっている
がなるほど惹かれる理由を納得。まさに奇っ怪。その奔放ぶりに仰
天。書は伝達機能より呪力を発揮する機能であることをまざまざと。



2002/09/06(Fri)
「講釈言いの食いもん屋」ベストテンがあったら当選確実。ごく普
通のうどん屋で一見さんも多いが知らずにうっかり話かけるととん
でもない。うどんは中国雲南省かインドに起源ありと始まるや、塩
のアルカリ度、だし鰹、はたまたアトピー、狂牛病、食い倒れ大阪
の現況嘆きつつ延々。おかげで肝心のうどんゆがきすぎ。南森町R。


2002/09/05(Thr)
食句塾。弥華藍「プリンある回転寿司の秋風鈴」。カタカタとベル
トをわびしく回り続ける皿が効果的。プリンに日の丸をさしてあっ
たらどうしよう。「プリン食べつつ肘のいぼむしり」一計。いぼむ
しりとは蟷螂のこと。知らなんだ。秋暑し神戸ではゴッホ展が始ま
った。「かわきやすきゴッホの筆や唐辛子」伏兎が絶妙の筆使いを。


2002/09/02(Mon)
須田悦弘の木彫世界を初めて知る。草花の具象彫刻に採色するだけ
のことだが、プレゼンテーションの仕掛けに芸術している。利休の
朝顔だ。自己主張せず古来の手法を再現するだけという姿勢を貫き、
それが一番先端の現代アートに位置したところに藪内佐斗司と共通
するものをみる。おのれ、むなしゅうしてこそみえてくるものあり。


2002/09/01(Sun)
うちのマンションのお相撲さんに/エレベーターで乗り合わせると/
箱いっぱい鬢付け油で香ばしくなる/ とはじまる、おかしくて怖い
詩「お相撲さんはいい匂い」もはいっている『孔雀荘の出来事』。
相澤啓三の新詩集は友人、知人、仲間たちに捧げる形式の詩が多い。
ある年齢に達した男たちの言葉はどんなに怜悧だろうと熱く優しい。





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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]