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過去の日記
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(2003/05)


2003/05/31(Sat)
サーバー故障のため、5/21から5/31の日記はふっとんだよ
うです。記憶とはかき消えるもの。それがよし。


2003/05/20(Tue)
茶香炉が流行ったせいもあるのか茶葉を焙じる焙烙を見かける。胡
麻を焙じる道具でもある。2年ほど前ネット上で焙烙作家を紹介し
てほしいと呼びかけたら、甲賀の杉本寿樹さんが名乗り。素焼と釉
掛けの2タイプを創ってもらい大いに助かった。ご飯焚きの土鍋も
ブーム。生活道具の復活は楽しい。何よりごはんも胡麻もおいしい。


2003/05/19(Mon)
眼鏡をいくつか持っている。十三にオカノというお気に入りの眼鏡
屋がある。変わったタイプが揃えてある。トニー谷の悪趣味に輪を
かけた緑色の太いフレームに飽きてきたので柔和なおじさんタイプ
の丸眼鏡に変えた。MOATからMarcO’Poloに変えた。
老眼になったので新聞は眼鏡をずりあげて読む。ああ、年寄り臭い。


2003/05/18(Sun)
阪急の山形物産展。『あらきそば』に代表される山形のそばはぼそ
ぼそタイプ。たまには噛みごたえのあるものもほしくなるが催事に
うまいもの無し。もとより期待しないがそれ以下の味。ほかの出店
に胡麻団子、胡麻豆腐など胡麻製品が多い。東北は茨城の胡麻産地
が近いので、南部煎餅でも黒胡麻をふんだんに使っているのが特徴。


2003/05/17(Sat)
大阪胡麻加工組合総会。洗いゴマは加工品か生鮮か?SARS対策
は?雪印問題から、添加物、産地偽装、農薬と食品チェックのテー
マ続出。アトピーの異常増加は生理をねじまげた食品開発のツケ。
そもそも科学者の欲望はジャンルを問わず、人類を破滅させても開
発推進を是とする。芸術も毒、科学も毒。だから人間はおもしろい。


2003/05/16(Fri)
某料理番組の<おいしいお買い物>コーナー。胡麻専門店として録
画取材。胡麻のことなら私にまかせて・・を汚い河内弁で言わそう
とする。抵抗すると、じゃ日常の大阪弁で。わい、わて、わし、わ
たい、自分、ぼく、わたし・・・よくよくかんがえてみると、一人
称は使わない。結局「わいにまかしといてんか」。やっぱり変やわ。


2003/05/15(Thr)
厚労省が「昼寝は午後2時頃の30分がよい」との研究発表。いつ
も16時頃から眠くなる。太ってからは睡眠無呼吸症候群か嗜眠病
かと自分で決めつけていた。大事な商談中でも目を開けたまま眠る
のが特技。シエスタ即リストラのせちがらい社会に、政府がお昼寝
のススメを説くのだからシエスタ推進企業に補助金をだしてはどう?


2003/05/14(Wed)
天神祭に「天神天満・花娘」募集。ギャルみこしの企画はいつのま
にかすっかり定着したようで毎年ニュースになる。あれはやはりむ
きだしのふとももがポイント。祭自体もすっかり人気復活で花火見
物の船渡御はチケット確保も大変。40年前恥ずかながら<神童>
として鉾流しをしたが、天神祭当日の賑わいの記憶は全く消失した。


2003/05/13(Tue)
京都国立博物館『空海と高野山』展。空海の書の宇宙的な要素はど
こからきたか?答えは簡単。まだその当時日本国語が完成しておら
ず、空海自身が梵字と漢字を日本語に対応させる工夫の格闘の奇跡
なのだ。密教の護摩焚きから、人をたぶらかすインチキ僧侶を「護
摩の灰」というがいつの間にか「胡麻の蠅」にすり変ってしまった。



2003/05/12(Mon)
「玲瓏歌会」の兼題は『蠅』。「夜毎あなたと旅をかさねたあると
きは蠅しかゐない国にも行つた」林和清の愛欲。「審美的とルビは
振られて やや低き須磨子の鼻にたかる家蠅」森井マスミのロマネ
スク。衝撃はグロテスクの増殖でクロネンバーグを超えた魚村晋太
郎「もう往く、と昏い背中を割りはじめる蠅の蛹が 涙みたいに」。


2003/05/11(Sun)
扇田昭彦『舞台は語る』はテーマ別に現代演劇を紹介。具体的なシ
ーンをあげて魅力を語っているので臨場感がある。無名の舞台チェ
ックぶりも情熱的。その昔朝日新聞の映画評を読むのが楽しみ。ロ
マンポルノをきちんと取り上げたのもここだけ。扇田という署名原
稿だった。毎週それを読んだのがきっかけで日活に入社したあの頃。


2003/05/10(Sat)
後輩の教会結婚式。全てふたりの手作り。形式に囚われない旅立ち
宣言でさわやかな感動。神父の挨拶のツカミがうまい。森首相がク
リントンに How are you?を間違って Who are you?といったら
I am Hillary's hasband. サラリと答えた笑い話から夫婦とは、
ともっていった。披露宴ではそれぞれの両親も3組のケーキカット。


2003/05/09(Fri)
和歌山でゴマ栽培を依頼している北原さんを訪問。みーかんの花が
さぁいているぅ光景に感激。日当たりのいい斜面、温暖な海風の届
く距離など金ゴマ産地トルコと似ている。何より和歌山は古来金ゴ
マを食べてきた珍しい地域。寄り道してパン屋『ドーシェル』へ。
不便極まりない山奥にもかかわらず超満員。わざわざでも行くべし。


2003/05/08(Thr)
食句塾。兼題「こしあん」は難問にみえたが佳作秀作揃い。「永き
日や売れ残ってるこしあんぱん」一計の哀惜。「こし餡の乾いた爪
や春を掻く」磯菜のエロス。「こしあんの白玉母は聞き上手」美昌
の慈愛。「藤曇こしあんゆるき伊勢の餅」翠胡の妙技。藤とこしあ
んの色調。曇とゆるきの微妙な釣合い。赤福さん、コピーに使って。


2003/05/07(Wed)
ゴマ栽培をしてもらっている塚原農園は鶏の平飼いで卵も販売中。
昔から餌にゴマを与えると栄養価が高くなるといわれていたので今
回テスト。結果がわかりやすいようにヒナからゴマ餌で開始。栄養
分析数値は3倍を示した。卵黄はオレンジ系が栄養あるように見え
て人気があるが、餌で色調節するより自然のまま純な黄色で提供を。


2003/05/06(Tue)
十三の大衆そば屋『かもめ』。なんと手引き石臼の田舎が。香り、
喉ごし、文句なしにうまい。二八は電動石臼。自家製粉でがんばっ
ている。本日のそば粉、鹿児島肝属郡と書いてもある。でもだあれ
も客はそんな凄さに気がついていない。おばちゃんがざるそばと注
文すればちゃんと安い機会打ちのそばをだす。これで通すのも根性。


2003/05/05(Mon)
ゴンサロ・ルバルカバのピアノをブルーノートで聴くのはこれで3
回目。深海に突然春の草原があらわれて大きなさ緑の水球をころが
しあって天使たちがたわむれているよう。あたたかくてやわらかな
フレーズ。包み込むような音色もいままでの攻撃的であったり、内
省的であったりしたジャズの領域とは違う新鮮な喜びに溢れていた。


2003/05/04(Sun)
天神橋商店街にも讃岐うどんチェーン店ラッシュ。大阪も本格ニュ
ーウェイヴの蕎麦屋が続々誕生、ここで激安さぬきの進出で大阪う
どんはますます存続の危機。はて「今井」「松葉屋」「美々卯」に
代表される大阪うどんとは?出汁という食の主流派だから他ジャン
ル恐るるにたらず、のはず。24日釜揚「一忠」で麺打ち習う予定。


2003/05/03(Sat)
老松町骨董市。骨董も新作もこだわらない。飾っておくものは買わ
ない。使い勝手がよくデザインが奇抜、フォルムはシンプル。これ
だけの条件では欲しいものはワンサとあるので、さらに象の絵柄か
「くらわんか」系統に限定している。象もくらわんかも発見したが、
どちらもバカ高いのでパス。結局安南豆皿5枚に手をだしてしまう。


2003/05/02(Fri)
柏「竹やぶ」阿部孝雄の全てをまとめた『名人の真髄』。自らの語
りと修行独立した弟子からの目。さらに雑誌太陽連載の名著『そば
読本』に登場した蕎麦打ち仲間の評。多方面からご主人の魅力をあ
ますところなく伝えている。一方の雄、翁の高橋邦夫との違いを強
調。なるほど魅力的。蕎麦も天ぷらも美味いが、柏の建築はチャチ。



2003/05/01(Thr)
五月病などといってはおれぬSARSの蔓延。下旬には安徽省から
客人が、8月には広東省を視察。予定が全てキャンセル。中国の動
揺ぶりを眺めながらの日本の平穏。英国狂牛病をのんきに眺めてい
た後のパニックはどうだ。見舞客もすべて突然に封鎖してしまう病
院など中国国家全体が前衛演劇のよう。21世紀全てフィクション?




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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]