トップページへ
過去の日記
他の月を見る


(2004/11)


2004/11/30(Tue)
いまはめている眼鏡は黒縁ならず緑縁。イヤミな性格が全面にでて
印象悪い。長いあいだ愛用してきたがそろそろ飽きてきた。ひょん
なことから老舗の眼鏡屋さんとお知り合いになったので久しぶりに
新調。度数のキツイ瓶底レンズを薄くするのにお金がかかる。もう
老眼。中国では<花眼>というらしい。ぼおっと美しく見えるから。


2004/11/29(Mon)
知人の息子がシャンパンで魚料理をたべさせる店を開店。『バルバ
ラ』。ブリジッド・バルドーの真っ赤なポスター。オペラやシャン
ソンのレコードを流している。朝は黒門の魚屋をしているので鯛の
昆布締めや蒸し穴子も鮮度が違う。『暗い日曜日』をリクエスト。
嗚呼バルバラやブリジッド・フォンテーヌを聴いていた日々が蘇る。


2004/11/28(Sun)
寒くなってきたので日本酒がほしくなる。ひとりでも飲めるところ
となると自然と蕎麦屋に足がむく。気分にもよるがあまり名店より、
昼間は丼セットをだしているような店の方が落ち着く。天ぷらも精
進揚げ。おなかに酒がおちついてくる実感。少し仕事が残っている
がもう1合ではやめられなくなる。ざるの後さらに牡蠣そばで満腹。


2004/11/27(Sat)
食句塾で季刊誌をだすようになってもう5冊。早くも次号の締め切
り。この3ヶ月の10句を提出するルール。満足できないものは捨
てていくので、結局この時点でまたじたばた。むりやり記憶をたど
って記録するより新作にした方がいいかと思い直す。そういえば兼
題<新米>の郷、魚沼は地震のど真ん中。来年の新米への影響が大。


2004/11/26(Fri)
『冬のソナタ』を一度も見たことはないが、ある機会にチラと横目
にしてアレっと気づいた。どこか海外のそれも地方のみすぼらしい
空港で退屈な待ち時間に流れていたドラマだ。あまりにひどいカッ
ト割りをしているので、その安っぽさが妙に印象に残っている。今
年だからスーダンかトルコか。そんなはずないよなぁ。どこだろう?


2004/11/25(Thr)
某番組取材。2日続けて延べ17時間も撮影。放映時間はおそらく
数分。随分丁寧に作るもんだ。最近はほとんどが下請け会社の制作
だが、スタッフの質はピンキリ。大阪制作はどうも質が低くて最低
限の挨拶もできない輩がゴロゴロ。この業界に憧れてはいってくる
のだろうが、若いときに一流の仕事に接触できないとかわいそうだ。


2004/11/24(Wed)
八尾工場の近くの『一誠』で時々食べる。釜揚げうどんでは有名店
『一忠』が八尾にあるが、聞けばやはりのれんわけ。10年以上も
修行したという。最近は蕎麦屋でも短期間で独立したがるから珍し
い。心斎橋筋の行列のできる釜揚げうどん『しんぼり』は閉店。一
忠からひきぬかれた雇われ店主が、自分の店を持ちたくて独立した。


2004/11/23(Tue)
信楽へ。10/30に野焼きのための作品をつくったのでその続き。
焚き火にかざしてすすをつける。こんなんでいいのかなぁ。ちょっ
と鉄釉を刷いて温度を上げる。すると先ほどのすす模様が消えて真
っ白に。釉薬も溶けずに中途半端。再度すすをつける工夫。結局赤
い素焼きとすす焦げの風合いで念願の焼き上り。穴窯より味がでた。


2004/11/22(Mon)
昔、蜜柑少年だった。毎年冬になると手が真っ黄っ黄。(学生時代
はショートピースの脂で真っ茶っ茶。)その後剥くのが面倒で全く
食べなくなった。それが今年は蜜柑中年にカムバック。ゴマ栽培を
依頼した和歌山の北原さんが蜜柑農家だから。無農薬で甘い甘い。
毎週定期便で野菜と一緒に届く。すり鉢にこれでもかと盛り上げる。


2004/11/21(Sun)
勘九郎の松竹座のチケットをとりそこね、やむなく神戸国際会館の
特別講演。「連獅子」。ちょっと回転のいいアドリブで才気を見る
より、踊りだけの勘九郎がいい。連獅子でも瞬時に何相にも変化る
顔の造りに愛嬌のある芸を感じる。七之助も若さが勝負。女形顔だ
が、藤娘より躍動感のある所作が爽快だ。ストレートに歌舞伎満喫。


2004/11/20(Sat)
ガラスの切子細工の良さがわからない。薩摩切子の色調もワンパター
ンで魅力がとぼしい。とおもっていたが、渡邊明のカットグラスに出
会ったときその輝きに惹き付けられた。もとより宝石趣味はない。し
かし彼の作品に誕生する光は明晰な神秘にあふれている。伝統工芸の
世界は一見地味だが、仰天の発想と斬新で新規な技が汲めどつきない。


2004/11/19(Fri)
JA香川の讃岐うどん「さぬきの夢2000国産小麦100%」に豪
州産が80%。この問題は偽装よりも、関係者が<国産より豪州産の
方がおいしいうどんができる>といっている点。意味のない国産信仰
を検証せよ。わだまんは国産ゴマにも力を注いでいるが、海外産でも
品種によっては風土に適合した最高品質のゴマが収穫できる事は自明。


2004/11/18(Thr)
高田馬場「もり」。学生時代から30年ぶりの駅に降りる。小さな
カウンターだけの蕎麦屋。狭い空間に巨漢のご主人と奥さんが汗だ
らけになって働いている。落ち着けないかなと思ったが酒のそろえ
方もつまみの種類も酒飲みのためにある布陣。三色そばはせいろと
田舎と変わり蕎麦でこの日は山椒そば。近所にほしい蕎麦屋第一位。


2004/11/17(Wed)
銀座「流石」。出張の折、東京駅近くに蕎麦屋があれば時間調整に
もなるし便利。できたばかりで話題になっているので是非チェック。
最近よくあるタイプのモダン設計。そば味噌がコクのある旨味で合
格だが、「朴念仁」で有名なだし巻は素人スタッフが作っているよ
うだ。ごま汁蕎麦はごまの風味がいかされていない。酒器も寂しい。


2004/11/16(Tue)
八王子「車屋」。蕎麦屋の姿勢としては一方の雄といえる。大広間
の黒光りする床板、堂々たる風格の長い卓と4つの椅子を平行に向
かい合わせに配するセンス。里芋のあんかけ、鴨のつくね焼き。素
材もいいが料理にこまやかな気遣いがある。秋の夜の酒が染み渡る。
最後に田舎細切りをたぐりつつ食の快楽に溺れる時間をいとおしむ。


2004/11/15(Mon)
山下祐二『日本美術の二0世紀』。閉鎖的な美術史学会の暴れん坊
が名画格付けのナンセンスを暴いていく。カバー写真は雪村「呂洞
賓図」。スペクタクルで奇想天外。若冲や蕭白がもっと昔から教科
書に登場していたら、しょもない印象派に汚染されずにすんでいた
のに。橋本治と山下の大奮闘で日本美術のワクワクドキドキ再発見。


2004/11/14(Sun)
なにわ翁のそば打ち教室。きのうの日経夕刊に<大阪にもそば復活>
の記事。ご主人勘田さんをクローズアップしていた。年末になった
せいで教室も3回転の大人気。桂南光さんと奥様もここの教室の常
連。今日は朝から自宅ですでに2回練習打ち。空知産挽きぐるみを
入手したのだが水まわしが難しい。翁では北海道と茨城の新そば粉。


2004/11/13(Sat)
『川淵直樹のふたもの』。個展の案内をみると<びきゃら>。ギャ
ラリー堂島、ギャラリー縄と3軒を追っかけ状態。縄で皿10枚依
頼したのが7月初め。それがまだあがらない。まあじっくりいいも
のができるのを待とう。野焼きの風合い。素朴ななかに祭儀的厳粛
さを醸しだす作風は抜群。備前の焼き締めでさえ装飾過多にみえる。


2004/11/12(Fri)
中野工先生が来阪された機会に世沙弥へ。20年前ソロモン会とい
うビジネス研究会で指導していただいた。ハーバード大学のテキス
トを読むというとんでもないサークルでとてもお呼びじゃない。モ
ラルとモラールの違いもわからず大恥のかき通し。ふがいない我ら
に見切りをつけてその後中小企業を大企業に変身させた実績は驚異。


2004/11/11(Thr)
新人、玉庵を迎えての食句塾。男性陣が4人に増えて嬉しい。欠席
出詠の伏兎が3句で14点の荒稼ぎ。「柚子味噌やどこで生きても
京女」。いかにも点がはいりそうだが大雑把で通俗。1点しかはい
らなかったが「味噌汁に若布三百六十五日」磯菜が批評しあうなか
急浮上。大逆転で食句賞獲得。この1点は初参加の玉庵。読み巧者。


2004/11/10(Wed)
商工会議所で向井珍味堂、中尾社長の講演。家業後継の格闘エピソ
ードはこちらの身につまされることばかり。頭脳立国を目指して特
許も取得。大革新への戦いが大阪弁の語り口で展開。2代目世代に
は日産ゴーン社長よりもこちらの方がずっと参考になる。「殺され
るんやったら殺してから絶滅したろか」と高らかに戦闘宣言で締め。


2004/11/09(Tue)
大分の清川村から村長はじめ団体で和田萬の工場見学。今年から金
ゴマ栽培を開始。これを発芽させて清川村名物の【国産発芽金ごま】
にしようという計画。神楽発祥の地といわれている面白い村。有機
減農薬の米作りをしているので安心してゴマ栽培も依頼できる。道
の駅『夢市場』も成功例として注目を浴びているので展開が楽しみ。


2004/11/08(Mon)
ジェームス・ワン『SAW』。ポスターがよくできているので新聞
広告をみただけでウズウズ。老朽化したバスルームの場面設定でも
う満足度120。脱出するには極度の自虐行為をともなう状況エピ
ソードの数々。内蔵から鍵、引火性油の裸への塗布などブラックユ
ーモアの濃度が見所で、それ以上推理劇完成度まで欲張りはあかん。


2004/11/07(Sun)
モスバーガーのおしるこがおいしい、とバリバリのキャリアウーマ
ンからきいていた。溌剌マニュアルでむかえられるのが恥ずかしい
ので敬遠していたが季節限定でやっとめぐりあえた。粒あんのおし
るこに栗と玄米餅。わざと玄米の食感を残したところと一口サイズ。
おんなはおもちに弱いのだ。ダイエットなんていわなきゃいいのに。


2004/11/06(Sat)
崔洋一『血と骨』。生野の在日朝鮮人地区は胡麻の大消費地でもあ
り梁石日の原作舞台である疎開道路あたりは子供の頃から馴染みが
ある。書割的大道具、湿度不足の映像に不満はあるが、ビートたけ
しはマーロン・ブランド、ジャック・ニコルソンを超えた。娘の葬
式シーンから濱田マリの怪演へ移るグロテスクなドタバタも笑えた。


2004/11/05(Fri)
泉北の方でレストランをやってるんですか?続けて聞かれた。わだ
まん』大きな広告看板が高速道路沿いにでているらしい。『世沙弥』
を開店したので情報が混乱している。同じ名前というのも気になる
のでネット検索したら黒毛和牛のステーキ肉通販会社『和だ萬』を
発見。堺方面のお店のことは書かれていないがここのことだろうか?


2004/11/04(Thr)
『高齢者虐待』小林篤子著。介護施設で看護師が何人もの爪をはが
していたニュースがあったが、それに近い現実は日常的にある。一
般家庭にも虐待はある。親と子の関係はギリシア悲劇以来の永遠の
テーマで最後まで格闘の歴史。父殺し。母殺し。愛憎交錯の果て相
手が衰弱であれば虐待とみなされる。お前はどうだ。容易ではない。


2004/11/03(Wed)
農・海産物で生産者顔写真付き商品が阪急百貨店の新企画【乾一】
に。ゴマは三重の杉尾さんに登場願った。売り場視察のついでに地
下食品売場をうろうろ。京都懐石コーナーで2軒の胡麻とうふ。洋
菓子売場で11月限定の黒ごまシュークリーム。ごまやん探偵団で
毎月2品紹介しているが、きりなく新商品がでる。試食ごまづくし。


2004/11/02(Tue)
野球は楽天に決定。後出しじゃんけんの小賢しいイメージ。三木谷
社長は新世代よりも管理者の権威的顔つき。ダイエーの中内、西部
の堤というカリスマの末期をいまから想う。ライブドア・堀江は旧
体制に揺さぶりをかけた開拓者。NBAで日本初の田臥勇太にも喝
采。マイナーな分野でよくこんなチビが、と以前から注目していた。



2004/11/01(Mon)
10/30からずっとサーバー故障。通販注文も業務の営業対応も
すべてストップ。電話よりもメールだけの関係も多くなっているだ
けにヤキモキする。このセサミ日記のページも不通に。今、3日分
を書きためている。わだまんHPのアクセス分析はページ毎に数字
がでる。日記へのアクセスが増えてきたので意地でも中断できない。




My Diary Version 1.21
[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]