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過去の日記
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(2005/01)


2005/01/31(Mon)
カルフォルニアロールに対してリマではインカ巻きが話
題。寿司の裏巻きに胡麻がたっぷりふってあるのだ。イ
ンカ黄金伝説なら金ごまにすべき。「『インカ巻き』ペ
ルーに流行る 胡麻ふりて寿司の裏巻き誰が仕掛けし」。




2005/01/30(Sun)
ペルー料理の代表はセビッチェ。魚介類をレモン汁と香
辛料で合えるだけ。沿岸地域は鮮度抜群。酒はピスコ。
ブドウの蒸留酒でラム酒に近い。それを卵白とレモンで
シェイクしたピスコサワーはジン好きなものには最高だ。



2005/01/29(Sat)
南米出張。ゴマ産地としてはこれから注目地域。トレサ
ビリティも明快。前回のパラグアイに加えペルー、ボリ
ビア、ブラジル。大阪をでてロス経由27時間、リマ到
着。「国際線百の眠れる脳髄に黄濁の夢口からあふれ」。



2005/01/28(Fri)
あすから海外出張。ノートパソコンのチェック。GRI
Cが全く接続できない。あちこちでトラブッている様子。
アイパスには今から登録できないし困った。だいたいゴ
マ産地は僻地でインフラが悪い。日記も中断やむなしか。


2005/01/27(Thr)
デパートの駅弁大会。イクラやカニでごまかしたって似
たり寄ったり。量は少ないし高い。地方の風を調味料に
してやっと食えるのが駅弁では。日経新聞に駅弁の連載
がある。よく見つけてくるなぁ。この目的だけでも旅に。


2005/01/26(Wed)
無精だから風呂でも深夜夕刊を読んですぐでる。洗わな
い日が続くとかかとがカサカサ。こりゃいかん、ごまや
ん石鹸をさぼった罰。ここ2週間毎日磨いてやるとなめ
らかになりました。おかげで新聞を読む時間がなくなる。


2005/01/25(Tue)
バレンタインデーはアメリカではカードを交換するもの
らしい。チョコレートは洋菓子屋の戦略。見事に定着。
ことしは和田萬も郵パックでバレンタインに参戦。<ご
まチョコ>はないのでクッキーギフト。ちょっと苦しい。


2005/01/24(Mon)
わだまん『肌麗玉』は花粉症に効果ありとお客様がいい
はじめてくれた。たしかに目のかゆみはなくなる。昔こ
んな病気はなかった。詩人の甘い幻想好みの造語だった。
今年は早くから警告が。国のいい加減な農林行政のツケ。


2005/01/23(Sun)
食友がそば打ちを始めたいというので『なにわ翁』に
同行。店主は若いが教え方がうまい。翁系の血筋か。
山梨の翁で修行経験ありという生徒もいてますます活
況。花入れに赤と黄の南天の実。先代女将の陰の演出。


2005/01/22(Sat)
枯木が好きだ。シルエットがいい。されど年中枯木もさ
みしいので春に備えて生きている木に変える。マルバの
木。冴えわたった緑の若葉はあたりに音楽をふりまく。
庭師が苔むした石仏を置く。畑の守り神。胡麻のお守り。


2005/01/21(Fri)
日経『新日本奇行』更新。先日『世沙弥』での新年会報
告がアップされた。このサイトは食の民俗学。わたしの
当たり前があなたの奇妙。ファーストフードが日本全国
津津浦々まで席巻してもまだまだあるある。あるうちに。




2005/01/20(Thr)
どっちの料理ショー』特選素材に和田萬登場。放映開
始直後からの反響が壮絶。当事者としてはあの膨大な取
材のわりにこれはなんだという不満も。勝手なもんです。
昔映画界に籍があっただけに改めて巨大浪費産業と思う。



2005/01/19(Wed)
焼肉『新楽井(あらい)』。鶴橋の民家の板の間。鞄や
コートはビニール袋へ。その昔『鶴一』は脱いだ靴をビ
ニール袋へいれた。鶴橋と焼肉の関係は昭和40年以後
でそう古くはない。七輪の炭で死ぬほど食ってあの値段。


2005/01/18(Tue)
おいしい貰い物。大阪平野の梅月堂『笈掛松』。たねや
干菓子『湖東富貴(ことぶき)』。一芳亭『しゅうまい』
もうまい。難波に構えているが、その昔はなんと天神橋
商店街のはずれ、和田萬から1分の所にあったそうです。


2005/01/17(Mon)
九州のN氏は食プロデュースで飛び回っている。今回は
大阪北部某駅前開発。人間は左周りに動くものだそうだ。
スポーツ競技もすべて左回り。だから集客力を求めるな
ら左構造に。酔うと台所にたって、ごまメニューを教授。


2005/01/16(Sun)
新年会に参加の澤田好宏は『ケメコの歌』の作詞者。出
前用の小型ギターで会は盛り上がる。第一次フォークブ
ーム世代。なごり雪、花嫁、白いブランコ。このあたり
の曲は20歳下でも歌える。最後はもちろんケメコの歌。


2005/01/15(Sat)
日経新聞『生活グルメ』ネット新年会が世沙弥で。<食
べ物新日本奇行>とタイトルにあるぐらいだから奇妙な
連中。『偏食アカデミー』という珍連載をしていた野瀬
泰申が運営。豊下製菓社長が浪速伝統野菜うんちく調理。



2005/01/14(Fri)
滝口和男作品展。手捻りのほのぼのとした温もり。一見
素人の土いじりにみえてじつに丹念な仕事がしてある。
昨年ギャラリー堂島で象のデザインの湯飲みと酒注ぎを
入手した。オブジェでも食器でもない、心に触れる遊び。


2005/01/13(Thr)
悪夢が津波のように襲うという比喩表現は津波が悪夢と
して襲撃する現実にぶっとんでしまった。第一波が静か
に侵入しはじめるや一気に濁流となるまでのあまりの速
さに驚く。地球温暖化で水惑星地球の水没する日も近い。


2005/01/12(Wed)
昨年暮れから持ち越しの書類が山と残っている。よしや
る、と決めたらあっという間にかたずいたものだが。だ
らしなく身の回りに書類や本をちらかしていくのは父親
譲り。あれだけ嫌だった性格に年々こわいほど似てくる。


2005/01/11(Tue)
俳人の田中裕明死去。45歳。自分より若い方の訃報を
聞く年代になった。「法師蝉見知らぬ夜の客人と」「教
会のつめたき椅子を拭く仕事」「牡丹は最もおそく揺る
るもの」。『夜の客人』という死を暗示する句集を上梓。



2005/01/10(Mon)
今年の企画の一つに和田萬オリジナルの胡麻カレンダー。
一年がかりで胡麻栽培シーン、胡麻料理を撮影予定。カ
メラマンの長谷川さんと胡麻栽培のコーディネーター大
橋さんと。世沙弥で料理の撮影打ち合わせ。完成は暮れ。


2005/01/09(Sun)
忙中閑無しだけど信楽へ。昨年暮れにはじめて野焼きを
したが、その後水谷先生が研究してくれているので再挑
戦。今日はまだ作品作りだけ。ロクロで4つ。手捻りで
3つ。冷たくて土練りができないほど。椿と梅を手折る。


2005/01/08(Sat)
胡麻問屋組合新年会。産地表示、農薬検査と問題は山積
み。一昔前は組合は単なる懇親会にしかすぎなかった。
食品業界全体がのんきだったんだろう。会場は天満の相
生楼。若女将に交代。お重にもフォアグラとキャビアが。


2005/01/07(Fri)
『湯布院の小さな奇跡』木谷文弘。いまや原宿化した温
泉場にいまさらだが、そのブランド作りの戦略はいかに、
と買った。まちづくりに対する姿勢の真剣さに襟を正し
て読んだ。蕎麦の菊池さんに会いに行ったのが一回切り。


2005/01/06(Thr)
食句塾。一計「不揃いの餅花見上げ蕎麦を待つ」。なか
なか味のあるシーンで今年初の食句賞。「賀状立ついつ
もの太字探しあて」菜摘が1年ぶりに復帰。伏兎が仕事
で休会。淋しいが昨年より新人も増え活力溢れて嬉しい。


2005/01/05(Wed)
落款はもっているが2つとも人様から頂戴したものでよ
くわかっていない。文字が赤くなるのが朱文で雅号。文
字が彫り込まれたものが白文で本名。両方を一つの作品
に捺す場合は白文を上側にする。自分で彫ってみたいな。


2005/01/04(Tue)
『永仁の壺』村松友視。加藤唐九郎と小山冨士夫。骨董
好きなら有名な事件で松本清張はじめさんざんにとりあ
げられたこと。悪玉唐九郎を捌く手つきがさすが村松流。
ギャラリー堂島でいい書だと思ったら古山子の書だった。


2005/01/03(Mon)
『天天漁港』。水槽で食材と調理法をオーダーするシス
テム。昨日の市場巡りで地元の旨い者人気はチェック済
み。アワビ、海胆、蟹。ミミズの親玉のようなものも美
味い。黒胡麻餡をくるんだ揚げ白玉も甘さが適度で絶妙。


2005/01/02(Sun)
食材を扱うショッピングセンターが桁外れ。世界中、市
場はどこもエネルギーは凄いが、鳥、豚、野菜など素材
そのものである。大連は捌く、蒸す、捏ねる。動物の内
臓から点心にいたるまで人人人の加工猥雑パワーが炸裂。



2005/01/01(Sat)
「水餃子湯気の大連氷点下」。食い初めは白いお餅では
なく白い餃子。大連といえば水餃子。専門店で青椒、紫
菜、海老の3種類。各10個、しかも巨大。煮凝り、胡
瓜とミミガー、貝と青菜の別皿も白酒で流し込む。悶絶。




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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]