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過去の日記
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(2005/02)


2005/02/28(Mon)
料理関係の出版社からの企画依頼で<ごまの本>を制作
中。江上佳奈美先生が48点のレシピでごま料理。3日
にわたる撮影の最終日に立ち会う。完成した皿よりも料
理手順のカットを盛り込むのがポイント。5月出版予定。


2005/02/27(Sun)
雪が残る中で野焼き2度目の挑戦。シンプルに焼くだけ
ではシンプルすぎてシンプルにみせる工夫がいるのだ。
楽の釉薬で赤みを引き出す。発色はよかったが寂びた野
性味が消えてしまう。「しがらきや炎の雪で野焼きせむ」



2005/02/26(Sat)
むろんこよなく酒を愛する派なんだが、いつごろからか
無性にスイーツがほしくなる。もしかして糖尿?不安は
欲望にかき消される。そんなときは天三の『ムーラタル
ト』に走る。タルトよりムース系。いつも新企画が並ぶ。



2005/02/25(Fri)
各地の天満宮では「うそ替え」の神事。鳥のウソ(鷽)
をかたどった木彫りを毎年交換する。いままでついた嘘
を神前で清算して幸運をいただく行事だそうだ。それな
ら木彫りの鷽を大中小といくつ用意すればいいんだろう。



2005/02/24(Thr)
子供のころから風邪をひいたら『みみとん』。ミミズの
頓服というマユツバ薬だが効果はあった。その<ワキ製
薬>がミミズの血栓溶解酵素で急成長。栗本某の治療で
も話題に。世界中のミミズを集めて養殖する執念に敬意。



2005/02/23(Wed)
ヒルトンウェストがオープンしてもう何ヶ月か。やっと
初めて、お上りさん気分で見学。まだ鮮度は持続してい
るようで負け犬派女性群でにぎわっている。発芽ゴマを
全面的に使った胡麻料理フェアー企画をここで開催予定。



2005/02/22(Tue)
怪しげなイタリアンP。一見凝った作り。表から見える
シェフ達の動き。その割に単純メニュー。別フロアーに
四川料理。これまた度を超した異常な辛さ。スタッフが
全員住み込みという噂の謎はとけたが、奇妙度No.1。



2005/02/21(Mon)
世界一おいしい天然オレンジ酎ハイをだしてくれる『月
あかり』がどこかに引越。車に2回もつっこまれて嫌気
がさしたのか。かわりに『CULERO』が開店。香港、
台湾、沖縄混合の中華。豚足がピカ一。伊府麺もご機嫌。


2005/02/20(Sun)
農水省が「花粉症緩和米」を開発。コメの遺伝子を組
替え、アレルギーの<抗原>を作るようにしてある。
なるほど花粉症対策にいいが、それより「遺伝子組換
食品」に対するアレルギー反応の軽減効果が望めそう。


2005/02/19(Sat)
池内紀の文章を坪内稔典が褒めると「とても味のよい惣
菜という趣だ。つまり、衒いがなく地味で、しかも、素
材のうまみがたっぷりと生きている」。でもデパチカで
はこんな良質の惣菜は消えた。比喩が成立しない悲しさ。    


2005/02/18(Fri)
新大阪駅の食堂街も少しリニューアルしているようだ。
新しい中華の店もおいしそうだったが、東京からの客人
と一緒なので自然と<うどんすき>に。讃岐うどんはう
どん勝負だが大阪うどんは出汁が主役で、舞台がちがう。


2005/02/17(Thr)
読売TV『ぶぶっぴ10』。天神橋地域のお店紹介の取
材。漫才コンビ<麒麟>がやってきたら、たまたま店頭
にきていたお客さんが昂奮。頼みもしないのに主役のご
とくインタビューに答える。大阪のおばちゃんはエライ。


2005/02/16(Wed)
日本酒派に転向した。豚1匹を丸ごと食うならば焼酎が
いい。しかし日本料理を食べながらであれば酒だ。お気
に入りは<松の司>。増田晶文『うまい日本酒はどこに
ある?』。いい造り手にも年に1回しかチャンスはない。


2005/02/15(Tue)
ずっと昔<四柱推命>に凝ったことがあるがストンと興
味がなくなった。巷に<六星占術>なるものが流行って
いることも知らない。スタッフ全員が自分は何人とかい
いだす。<天王星人+>といわれても・・・なんですか?


2005/02/14(Mon)
ギィ・マルタン週間のポンドシェールへ。『桜会』の主
人が選択したマランジェやジュラ地方のヴァンジューン
など個性的なワインの連続。7人の食いっぷり飲みっぷ
り。実は某女子アナドタキャンの穴埋めだったけど満足。


2005/02/13(Sun)
発売禁止『イムジン河』のLPを北野高校の放送部部室
で嬉しそうに見せびらかしていた奴がいたなぁ。井筒和
幸監督『パッチギ!』は1968年の京都。『血と骨』
も在日朝鮮の世界だが、崔より井筒の手際が冴えわたる。


2005/02/12(Sat)
<お雑煮百選>を文化庁が発表。餅が角か丸か、やはり
関ヶ原付近が境界線。近畿、四国がみそ文化であとは醤
油。きな粉雑煮やあんもち雑煮などの甘系も。日経『生
活グルメ』でも餅をテーマにけったいな文化探検継続中。



2005/02/11(Fri)
海外旅行に最適なのは歌集だが、今回は荒川洋治編集の
新潮100周年記念『名短編』。安岡章太郎『走れトマ
ホーク』。アメリカ西部をスポンサー招待の団体旅行す
るエッセイ風の仕掛け。旅先で読むと味わいがひとしお。



2005/02/10(Thr)
『ビッグウェンズデー』。昨年暮のアジアを襲撃した津
波。ここ2,3日見続けたブラジルの海岸。波に賭ける
若者の価値感。カーニバルの狂騒。いくつかのファクタ
ーが重なると映画は新鮮なフィルターを通して違う印象。



2005/02/09(Wed)
ペルー、ボリビア、パラグアイ、ブラジルと南米大陸横
断12日。どの国も日本食ブーム。寿司のゴマ裏巻きは
定番。これは是非とも日本で流行らせよう。<インカ巻
き>はペルーに限定される。まずはネーミング公募から。


2005/02/08(Tue)
ゴマは世界食だが黒ゴマはアジアでしか栽培されていな
い。今回南米で黒の収穫への展望が開けた。南米はロー
ズヒップやマカなど新しい薬効植物の宝庫。ふとしたき
っかけでゴマの新しい展開も期待できそうな神秘の大陸。


2005/02/07(Mon)
リオのカーニバル。コパカバーナ、イパネマの海岸は昼
下がりからサンバに沸き立つ。男も女も弾む肉体が太陽
よりも眩しい。本番は21時開始で翌朝8時まで。1チ
ーム5000人の巨大スケール。スタミナが人間の価値。


2005/02/06(Sun)
ブラジル料理といえば<シャラスコ>。1メートルの大
串を掲げてボーイ達が卓を巡る。牛、豚、鶏、子羊。肉
塊に内臓、あらゆる部位。背中のこぶ肉の柔らかいこと。
地酒カイピリーニャを呷り、喰らう、貪る、笑う、踊る。


2005/02/05(Sat)
前回は日程がとれずあきらめたイグアスの滝に。那智や
華厳を千本束ねたスケール。<悪魔ののどぶえ>をかい
くぐるボート。日本の観光では許容しない危険度が痛快。
「喉笛を探れば畏しイグアスの滝は球形の虹を孕める」。



2005/02/04(Fri)
パラグアイは二度目。今回は一昨年とはちがう村。新規
栽培に村全体が取り組んでもらうため、国や市の農業指
導官も立ち会って説明会。80人以上の村民を前に日本
代表として席に。質問第一声「いくらで買ってくれる?」



2005/02/03(Thr)
ボリビアでは沖縄からの移民。パラグアイでは岩手出身。
各地でゴマ栽培の一世、二世は多い。広島、高知などか
ら村単位での移住。その苦闘のドラマは壮絶。ビジネス
界で活躍する二世達の人生観は拘束から解放されている。



2005/02/02(Wed)
サンタクルスから1時間以内でゴマ畑。ほかの国ならば
5時間移動は当たり前だが。1軒づつの農家が巨大なの
でトレサビリティは容易。バーベキューで牛2頭解体。
ブロックの肉塊にサルサソース。ボリビアワインに舌鼓。



2005/02/01(Tue)
ゴマ栽培に従事するメノニータの家庭訪問。ドイツ系の
宗教難民。父親と11人の息子全員がジーンズ生地のつ
なぎで文明拒否の生活。種まき、刈り取り、はたき作業。
すべて自分たちで機械化。農薬拒否の姿勢が日本に適正。





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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]