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過去の日記
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(2006/04)


2006/04/30(Sun)
三代目萬次郎の三回忌。ご住職が父の思い出話を。旅行
にいっても朝3時頃から起きだし、褌一丁、濡れタオル
でパチンパチンと身体を叩く。そのたび水滴が周囲の寝
ている顔にとびちって大迷惑。勝手放題も死ねば可愛い。


2006/04/29(Sat)
老松町骨董祭。疲れるだけなのできまった店だけ主義だ
が、偶然知人とばったり。一緒にブラブラで新規をのぞ
くと次々拾いもの発見。くらわんか茶碗、ガラス皿、芭
蕉布の野良着。1日は我慢。翌日なければ縁がないんだ。


2006/04/28(Fri)
マッサージサロン『リラックスオンボディ』がゴマ製品
を好調に販売してくれるので訪問。ついでに足裏マッサ
ージを。ハーブオイルでたちまち桃源郷。心が緩むと財
布も緩んでアンチエイジングのゴマがほしくなるんです。


2006/04/27(Thr)
テレビショッピング風の番組取材。レポーター役は渡辺
たかね。食べるシーンで料理好きかすぐわかるものだが、
彼女はなかなかの料理通。イスラム圏のねりごま<タヒ
ーナ>の味の違いまで知っているタレントはそういない。


2006/04/26(Wed)
高島屋地下洋菓子『ポルトノワール』。金ごまロールケ
ーキが好評。生クリームに発芽ごまのペーストをミック
ス。そこに栗の荒みじんが混ぜてある。生クリームのベ
タ甘さが上質のコクに変化。栗のかわりにマンゴーでも。


2006/04/25(Tue)
『老舗の底力』講談社。老舗というだけなら全国に無数
にあるだろう。今回掲載123社に和田萬をいれてもら
った。ありがたいというより姿勢を正さねばという思い
が先に立つ。継続はたやすいが革新を続けることが至難。


2006/04/24(Mon)
『船場カレー』。カレーはイカ墨をいれてあり真っ黒。
食欲をそそる色。カレー屋でどうして黒ゴマペーストを
使う店がないのか。ゴマでマイルドになるし辛口タイプ
でも深みがでるのに。<すじねぎカレー>は大阪的洗練。


2006/04/23(Sun)
『高島易断を創った男』持田鋼一郎。易といえば高島の
名がついている。文明開化期の破天荒な大人物。易学の
学究肌というより現代の実業家タイプ。易に興味がある
が占ってもらう気はおこらない。自分で研究してみたい。


2006/04/22(Sat)
八番館画廊にぶらっと立ち寄ったら、展示横の作業台に
無造作に何枚かのエッチング。あれっこれ何。幼児の落
書き。見れば見るほど面白い。無垢でひょろひょろとし
た線に一発で魅せられた。樋勝朋巳。30代の女性作家。



2006/04/21(Fri)
漆部門の解説に岸本圭司の名前があったので伝統工芸展
に。かって官休庵のお茶の仲間。何年ぶりか、逞しく成
長。漆はどういうわけか知人が何人かいるのだが、こん
なろくに飯も食えないジャンルに挑むのは相当な覚悟が。


2006/04/20(Thr)
ごまやんメルマガのコラムを書いてもらっている熊谷真
菜さんから「今年も5月7日コナモンの日が近づいてま
いりました」。こういう企画を一般に認知させるのは大
変。<ゴマの日>も制定したいところだが、踏み切れず。




2006/04/19(Wed)
『豚玉』。イタリアンとお好み焼きの店。先日<まんで
ぃ会>でお会いした。たしかに豚玉もメニューにあるの
だがメインはワイン。豚肉の素材、チーズの選択がいい。
開店10年になるそうだがオーナー夫婦のさりげなさも。


2006/04/18(Tue)
酢の文化史研究をしている人物と一献。クレオパトラは
酢に真珠をつけたもので美貌を誇っていた。そのエピソ
ードは渋澤龍彦『華やかな食物誌』に紹介されており、
文献をたどれるらしい。金ゴマとクレオパトラの関係も?



2006/04/17(Mon)
桑の葉が糖尿にいいという話題に、子供の頃桑の実をか
じって口中紫になった思い出話がでてきた。蝸牛をあつ
めて殻を割りクネクネの身を塩で洗って3匹飲み込むと
その夏は水あたりがしないとか。おまじないも味がある。


2006/04/16(Sun)
『さらば勘九郎』小松茂美。勘三郎襲名直前4年間の密
着記録。出会う人間を巻き込んでいく求心力エネルギー
の秘密。扇町公園での中村座や松竹座で何度も観たが、
同時代に生きて生身の舞台に出会えた幸運を感じる役者。



2006/04/15(Sat)
ミホミュージアム。信楽陶芸のついでに『バーク・コレ
クション』。戦後アメリカの個人金持が蒐集した日本美
術。かっさらったのかよくぞ守って頂いたのか。ともあ
れ時代を超えて残るものは残るべき価値あり。運の美学。


2006/04/14(Fri)
和田萬本社のすぐ後ろに聳える超高層マンション<ジー
ニス大阪>の展望ルームで花見の宴。ごまやんスタッフ
20名。中之島の川面に浮かぶ華麗な花筏もミニチュア
をのぞくガリバー気分。<宙見の宴>もいいもんですな。


2006/04/13(Thr)
両国『ほそ川』。商談先が近いのでお昼時に。せいろも
いなかも翁系。<ねぎおろし>は加藤委さんの器。『な
にわ翁』の九条ねぎこんもりに軍配があがるか。きりっ
とした姿勢が気持ちいい。人間性が蕎麦切りにでている。


2006/04/12(Wed)
食句塾。2名新加入。句会は少人数の方がかえって盛り
上がるがますます増えていく。どうなってるの?「太陽
と星売る屋根のない八百屋」事故から復帰の磯菜。「サ
クラチル少年へハム厚く切る」翆胡が天。<桜散る>に。


2006/04/11(Tue)
<明治ごんぼう>がどかっと届く。去年から金ごま栽培
をお願いしている岡山県井原市。ここの昔からの特産品。
堂々たる極太。鈍感な大味かとおもいきや、香り高く柔
らかい。みかけとはちがって繊細。ごまとの相性も抜群。



2006/04/10(Mon)
『どうで死ぬ身の一踊り』西村賢太。酒がはいってくる
とどうしようもなくなってくる性分。同居人に対して、
ほんのささいないらだちが暴力に変わる心理も身につま
される。なんでこんなしょおもないことに。わかるなぁ。


2006/04/09(Sun)
『立喰師列伝』押井守監督。野坂のエロ事師世代として、
タイトルだけで興奮。立ち食いうどん、牛丼、ハンバー
ガーと立喰師の対決。こんなおいしいテーマ、かつアニ
メと写真で存分にキャラ献立が可能なのにレシピ未消化。


2006/04/08(Sat)
シュークリームがおいしい黒門市場『ポルトノワール』。
代々和菓子専門で今も一心寺さんの「八窓茶室」の落雁
を。これに金胡麻をいれて試作してもらったら、これが
いけるんですね。<はくせんこ>に感動したのは初めて。


2006/04/07(Fri)
『食品の裏側』安部司。添加物セールスが明かす具体例。
ミートボール、ハム、かまぼこあたりはわかっていたが。
コーヒーフレッシュに牛乳、生クリームが一滴も入って
いないとは。日本に限らず地球人の生理は怪物に近づく。


2006/04/06(Thr)
梅田『インディアンカレー』が旨いとの情報。最近よく
聞くが、40年ぐらい前に地下街にあったスタンドカレ
ーの店とは違うのかなぁ。高校の頃に戻ってチェック。
最初の一口に感じる甘さから辛さに変化するがポイント。


2006/04/05(Wed)
橋本治『「三島由起夫」とはなのものだったのか』。桃
尻娘から橋本ファンなので三島論も楽しい。サブカルチ
ャーや美学ではなく作品からだけ抽出するまっとう文学
論。それにしても三島も橋本も文体と顔つきが一致する。


2006/04/04(Tue)
アカデミー賞『クラッシュ』は数年前クローネンバーグ
監督で交通事故も同じ。味が全く違う。都市生活者達の
哀しみ、絶望のひだを丁寧に描きながら魂の救済にいく
のがハリウッド的。大阪版クラッシュを阪本順治でどう?



2006/04/03(Mon)
2月開店の玉造神社近く『いもせ』。脱サラ組。蕎麦打
ちの捏ね鉢の台が丸太刳りぬきで堂々。トイレの回転大
扉もシブイ。入り口脇の人形調度スペースも余裕。蕎麦
切りもしっかり、つゆの醤油は好みのわかれるところか。


2006/04/02(Sun)
信楽山工房へ。6月の穴窯予定に4つの抹茶茶碗を作る。
今回は名物茶碗の形を真似ようと大井戸『喜左右衛門』、
志野『橋姫』などを観察したら、高台も竹高台、二重高
台と手が込んでいる。そうなんだよ、雑な仕上げを反省。


2006/04/01(Sat)
『人間は脳で食べている』伏木亨。<おいしさ><コク>
といった複雑構造の全体像に挑む京大教授。一番興味あ
るジャンルだ。生理的・食文化・やみつき・情報の四本
柱。「検尿コップで飲むビールは?」などおもしろ学問。




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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]