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過去の日記
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(2006/09)


2006/09/30(Sat)
天満天神繁盛亭の<赤い人力車>を寄贈したのは鈴木美
智子さん。彼女から『ドドイツ』を頂戴した。ラジオ番
組当時、投書の都々逸から傑作を纏めた本。都々逸は7
775。艶っぽい言葉遊びだが艶っぽい場がなくなった。


2006/09/29(Fri)
<ら抜き言葉>は乱れではなく進歩だという説。<食べ
られる>は可能・尊敬・受身の3つの状況があり混乱す
るが<食べれる>とすれば意味を可能に限って進歩とい
える。<読める><書ける>は江戸時代に品がない表現。


2006/09/28(Thr)
『丹波黒豆』の丹波が京都か兵庫か商標登録でもめてい
る。丹波は明治の廃藩置県で両県に分断されているので、
どちらも本物と称していいわけだ。和田萬がゴマ栽培を
しているのは丹波市。【丹波黒ごま】ブランド販売予定。


2006/09/27(Wed)
手のみずかきを見る癖がある。薄くて広がリのあるひと
にあうと秋麗のすんだかなしみにみたされる。ある商社
マンの体験としてアジアの少女は素足をみれば出身が都
会か田舎かわかるという。みずかきはちがう次元と思う。


2006/09/26(Tue)
名残りのはもちり。鱧はおとしもいいが、鍋にすると脇
役の玉葱が嬉しい。トルコ滞在中もワンポイントにオニ
オンがあると肉も魚もライスもキュッとしまる。淡路島
が名産だがメロンのように甘い品種の情報も。食べたい。


2006/09/25(Mon)
赤肌の野焼きやぶっきらぼうの南蛮に魅せられて川淵直
樹の追っかけ。個展『びきゃら』で久しぶりに雑談。土
器系統はアジアにごくわずか作り手が残る。技術ではな
い。あの世とこの世を往還する魂が憑依しているすごみ。


2006/09/24(Sun)
秋の風は透明。青空が高い。空気があっさりする分、食
欲は濃い旨味を目指す。お茶もビールもラーメンも<濃
い>がキーワード。そこで気がついたが『発芽ごま』も
旨味が濃厚。早速【濃ゆい旨味】シール作って特徴PR。


2006/09/23(Sat)
食品表示の原産地表示義務が10月から強化。ここでも
ゴマの義務化はない。和田萬はいつでもOKだが。消費
者がほしい情報は国産か輸入か、ではないか。国産表示
のないものは輸入。消費者に錯覚させたままは業界責任。


2006/09/22(Fri)
天満天神繁盛亭が夕暮れには薄紅に浮かぶ。ずらりとな
らぶ提灯に明かり。『上方落語家名鑑』。200人を丁
寧に取材。おもろいと印象にあった若手の経歴をパラパ
ラめくって楽しめる。物故枠に枝雀、春蝶、小染、吉朝。


2006/09/21(Thr)
スポーツのルールを知らないでその競技を見てもつまら
ない。アートも欧米の美術の歴史や文脈を知らないと面
白くない。好き嫌いではなく「観念」や「概念」が価値
の源泉。『芸術起業論』村上隆。1億円で売れるヒケツ。


2006/09/20(Wed)
お彼岸。四天王寺さんは参拝客でこみあう。その参道に
<四天王寺ごまや>が開店。岡山で<備中金ごま>を栽
培してもらっている方が関係しているので和田萬も応援。
向い側には人気店<浪速伝統野菜漬物・西むら>がある。


2006/09/19(Tue)
『空海』三田誠広。『空海の風景』司馬遼太郎。『『空
海の風景』を旅する』NHK取材版。3日間空海三昧。
天才。しかも生活人の細胞に自然に浸透している。不思
議。観念が創出した架空に見えて生々しい肉体の匂いも。


2006/09/18(Mon)
牛丼復活の吉野家へ。なんといっても生姜。ほかと比べ
て断然うまい。学生時代はもったいないから並で我慢し
て生姜だけ山盛り。大阪は紅生姜文化圏やから生姜丼あ
ったらなぁ。ほな豚でも牛でもええやん、といわれても。


2006/09/17(Sun)
買えない味』平松洋子。台所道具を変化球で紹介する
知的おばさんと思っていたらとんでもない。<そうか、
指も舌なのだった!>と語る一章はじめ全編、食に纏わ
る詩集といえる。山田詠美がドゥマゴ賞に選ぶのも納得。



2006/09/16(Sat)
目隠しでトルコに拉致してもそこがまだ日本だと勘違い
するはず。渓流の川床料理。靴を脱いでちゃぶ台に並ぶ
料理は焼き魚に焼き茄子。木陰で男たちは麻雀に興じ手
やすめにお好み焼きをつまんで。漬物だけはオリーブに。


2006/09/15(Fri)
有機ゴマ畑は湖のほとり。冬には増水し一帯は水に沈む。
流れ込む栄養分を土は吸収し糧となる。おそらくは太古
より自然のままに。有機とは現代の難題ではなく自然の
摂理に従うこと。そんな当たり前を飄々として誇り高く。


2006/09/14(Thr)
ここはヨーロッパのリゾート地域でもある。若者が農作業
を嫌いサービス業につきたがるのはいずこも同じ。<ゴマ
は貧者の作物>。肥料も農薬もいらないから元手がかから
ない。富裕化するトルコで金ゴマ農地は減っている。危機。


2006/09/13(Wed)
ゴマ栽培は地中海沿岸。【ゴマのロマネコンティ】をみ
つける旅を始める。土質、気温、日照時間、寒暖差、な
どで品質は大きく異なる。ワインと同じ。世界一の風味
をもつ<金ゴマ>だからこそ、もっともっといい種子を。



2006/09/12(Tue)
イスタンブールに降り立つのはこれで5度目。紫匂う帝
都に想いは昂ぶる。文化の混沌は日常の鈍感にのまれて
いるが、その裏で地方都市までテロが頻発する。現世の
破壊よりもビザンチン帝国のDNAを呼び覚ますために。




2006/09/11(Mon)
例年この時期は和田萬のメインである金ゴマ畑チェック
にトルコへ。関空からイスタンブール直行便で12時間。
楽チン。直行便運休の前回はフランクフルトでトランジ
ットのためだけに一泊の無駄。無駄にもまたいい思い出。
 



2006/09/10(Sun)
甲陽園『ツマガリ』のごまケーキ。香りも凄いが黒の色
調が濃く深く気品に溢れている。ゴマのマジパンを生地
に混ぜる製法。マジパンといえばかざり人形と思うが、
ゴマの香りを活かす工夫としてこんな方法があったとは。




2006/09/09(Sat)
「親と子」「世界と日本」だはなく「親の子」「世界の
日本」。「自分と会社」では給料だけの割り切った関係
でしかないが、「自分の会社」という気持ちを持てば、
やりがいがでてくる。これは千玄室が説く<の>の関係。



2006/09/08(Fri)
島根でゴマ栽培を依頼している相手が桑茶の生産もして
いる。石原明子『美味いものが食べたい』にもとりあげ
てあってビックリ。その企業が「赤だししじみ汁」の新
製品。宍道湖しじみが貝ごとはいって即席とは思えない。


2006/09/07(Thr)
感性の起源』都甲潔。集中してこの研究を見る。甘味、
旨味など五味を分析すれば新たに似た味を合成できる。
プリンに醤油を混ぜると海胆。このときのポイントは焼
きプリンでカラメルをまぜてはダメ。ほかに傑作例多数。


2006/09/06(Wed)
旨いメシには理由がある』都甲潔。味覚センサー開発
でおもしろい話が満載。味をかえる物質として<ギムネ
マ酸が甘い砂糖を砂をかむような味にかえる>と紹介。
糖の吸収を防ぐ効果は『やせ茶王』で実体験したばかり。


2006/09/05(Tue)
糖尿傾向があるので定期的に血液検査を受けている。こ
こ2ヶ月『やせ茶王』を飲んで驚くべき結果。総コレス
テロール・中性脂肪・血糖・ヘモグロビンA1C。この
全てが圧倒的数値で下降。身をもって証明。ばんざ〜い。


2006/09/04(Mon)
知人がショップを開くので看板文字を依頼された。もち
ろん経費ゼロなのでほかに頼みたくても頼めないからだ
が。字はヘタだが墨をするのは好きだ。甲骨文や金文な
どの古代漢字をみていると、落ち着くよりも愉快に興奮。


2006/09/03(Sun)
食句塾の吟行。旧琵琶湖ホテル。ヨットやジェットスキ
ーで湖は満杯。各自4句全部で52句。互選批評もすん
だあと突如提案、10分でもう1句。席題<波>「野分
け来て琵琶かきならすみだれ波」主水。結局これが天に。


2006/09/02(Sat)
鹿児島の『アメリーズカフェ』。最高のごまを探してい
るとネット問い合わせがあったのが1ヶ月前。やっと完
成しましたと『プリン』が届いた。発芽黒ごまペースト
の濃厚なコクと堅めのムースの食感。極上プリンの誕生。


2006/09/01(Fri)
『大阪名物』創元社。取寄企画の取材はいい加減なもの
も多いが、これは慎重に食べ比べをしたライターの熱意
が伝わってくる。読んでいるとすぐにでも買いにいきた
くなる店がいくつも。腹へった。もちろん和田萬も登場。




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[ 管理者:大象 著作:じゃわ ]