No.69 (2003.05)

目に青葉 胡麻はわだまん 初かつお
<かつおのごまたたき>

[材料] 4人分

かつお
 三枚おろし ひとふし
薬味
 青ネギ 適宜
 キュウリ  〃
 大葉  〃
 生姜  〃
 ニンニク  〃
たれ
 酢(柑橘系の絞り汁) 大3
 醤油 大4
 金胡麻ペースト 大3

[手順]

  1. かつおは血合いを取り、皮のほうから表面を焼き、氷水にすぐ取る。
  2. 少し厚目に切り、たれを表面にひたひたと手で叩いて付けておく。
  3. 薬味は好みで、すり下ろしたり、微塵切り、薄切りにして、かつおに盛り付け、たれを上から掛ける。

[ちょっとしたコツ]

大象「たたきというのは、鯵のたたきとかつおのたたきとは全く違いますね。語源はなんでしょう?」
先生「諸説色々あるようで、皮目を炙ることをたたきと言う説。又はたれをひたひたとたたき付けるのでたたきと言う説など・・・」
大象「だいたい初かつおをありがたがるのは江戸っ子だけで、上方ではピンときません」
先生「登りかつおは5月が旬ですが、伊豆から房総にかけての4月のはしりを粋がって珍重したのでしょう。さっぱりしていて、脂が乗っているのはむしろ11月の戻りかつおですね」
先生「金胡麻ペーストがたれの中で良く溶け、生臭さも胡麻の香りが消してくれて濃厚な美味しさの一品です」
大象「かつおといえば、この前火事にあった法善寺横町に『にしむら』という土佐料理のお店があります。そこで学生あがりではじめてかつおの塩辛『酒盗』を口にしたことを思い出しました。こちらのネーミングの方が粋といえば粋。」


Recipe by Akiko Ishihara

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