伝統料理と歴史

●シルクロードはセサミロード。ごまの来た道

ごま画像

ごまの原産国は日本?いえいえ実はごまは、6000年も前にアフリカのサバンナ地帯でうまれたもの。
サバンナ地帯とは、今でいうエチオピア・スーダン・ナイジェリア辺りで、現在でもたくさんのごまを生産している土地です。

そして西から東へ、中近東、中央アジア、中国を経由して日本にやってきたといわれています。ごまが来た道はシルクロードになぞられて、“セサミロード”と呼ばれているのはごま業界では有名な話。

日本にごまが伝わったのは縄文時代。縄文時代後期の遺跡から炭化したごまが発見されています。そして、6世紀中ごろ中国から仏教が伝来して、修行僧の栄養源として精進料理のごま豆腐やごま和えなどでごまが多く食べられるようになりました。

 

●世界のごま食文化

では、ごまは世界各地でどのように食べられているのでしょうか。
意外にもごまをいりごま・すりごま・ごま油などに変化させてこんなにたくさん使う国は、日本・中国・韓国の東アジアの国々だけ。

アフリカや中近東では、主に白ごまペースト(タヒーナ)をさまざまな料理に使います。

インドでは、伝統医学のアーユルヴェーダの薬用ごま油としてや祭儀のお菓子に。
アメリカ・ヨーロッパでは、主にパンに。むきごまをハンバーガーのパンに使うことが多いようです。

白ごまペースト(タヒーナ)

インドの白ごまのお菓子

ハンバーガーに使用されるむきごま